(有)Lプランズ 竹熊です。
先週、ようやく採用情報のページを公開することができました。
少しずつではありますが弊社のホームページも完成に近づいています。
さて、今回は弊社の採用と求人記事についてお話ししたいと思います。
社長の大木も私も会社を設立した当初から、
「せっかく2人で始めるからにはいずれ従業員を増やし規模を大きくして、最終的には日本全国で仕事がしたい!」
と夢を語り合っていました。
そして、色々とやってみて分かったことがあります。
弊社にとって人材の採用・育成は最大の投資であり、最大の課題だった。
もちろん、これからも変わることなくずっと課題となり続けるでしょう。
説明すれば、まずは人材を確保することが困難でした。
なにしろ会社の規模はとても小さく、業種もすごく認知されていないので、ただハローワークに求人を出しても応募者は一人いれば良い方です。
その一人も適性が合うかどうかは分かりません。
分からないけど一人しかいない場合、その一人を採用するしか前に進めません。
そして、育成はもっと困難です。
その結果、その一人も育たずに途中で辞められるとまた振り出しに戻ります。
むしろそれまでのお金と教える側のエネルギーも使っていますから、大きなマイナスかもしれません。
大体このサイクルを2~3回経験すれば、小さな企業は採用・育成を諦めるのではないでしょうか。
現実、同業他社で知識ゼロから人材育成に成功した話をあまり聞かないのも、この負というべきサイクルが原因だと思われるからです。
そうは言っても、技術者不足は歯止めがかからず、まわりを見渡しても「後継者がいない」や「求人出しても人はこない」と業界の状況は悪くなる一方です。
その中で人材を確保し、技術者に育て上げなければならない課題に弊社は11年間挑み続けてきました。
徐々に従業員を入れて教育していき、人数が減っても諦めずにまた採用して地道に育てる。
そんなことを繰り返し、人数も前後しながら設立13年でようやく従業員は10名を超えるようになりました。
11年間で得ることができたのは、知識ゼロから技術者へ育成に成功した社員たちと培ってきた育成の手法。
これは弊社の貴重な財産です。
そしてこれからは、その社員たちが後輩を育てていく、知識ゼロから始めた人が自分たちと同じ形で入社してきた社員を教育する。
スキルを身につけるにあたって頑張ったポイントや理解しにくいところなど教える側も教えられる側も共感できて成長するスピードも上がってきますし、チームワークもついて組織の結束も強くなっていくサイクルが生まれようとしています。
よって、ようやく弊社も人材育成のカタチを作れたかなと感じています。
そして今は若い方の求人はとても多く、若い求職者はとても少ない。
それでいて、新卒社員のうち3割は3年以内に退職するという世の中です。
そんな時代でも、採用・育成するためにはどうすればいいのかを考えて、大阪のハローライフさんに頼んで「求人記事」を作ってもらうことにしました。
この求人記事の存在を知ったのは去年の9月です。
他社のではありましたが、求人記事を見た瞬間、「これだ!」と思いました。
「求人記事」をより効果的に弊社のPRに繋げたいと考えてホームページもリニューアルしました。
求人記事を載せるメリットは以下の通りです。
- 世の中に弊社を知ってもらうチャンスが増える。
- 仕事内容や会社のことを知ってもらい、応募者を増やす。
- 仕事のメリット・デメリットをしっかり示して応募者とのミスマッチを減らす。
- 求人記事をそのまま採用パンフレットとして配ることができる。
この4つのメリットはただ文面通りのメリットだけではありません。
- や「4」に関して言えば宣伝効果として新たな仕事が来るかもしれません。
- や「3」は採用の生産性を上げる効果が期待できます。
最近若い人からも話を聞くことが多くなり、私たちのような小規模な事務所でも採用は不可能ではないことを知ることができました。
今はやはり「何をするか」ではなく「誰と働くか」だと思います。
それはいくら本人が望んだ仕事でも、上司となる人や先輩達との相性が悪ければ面白くはないだろうなと思うからです。
面白くないということはとても損なことであり、結果辞めてしまったら本人にも会社にも不幸なことだと思います。
そのような不幸にならない採用の仕方はないものか、その答えはやはり会社のことを知ってもらい、ブランドや規模などは関係なくこの会社で働きたいと思ってくれた方に応募してもらうことだと考えました。
求人広告記事に書いてあることは弊社そのものです。
こんなに分かりやすく表現できるのかと自分の文章力の無さを改めて思い知らされました。
弊社のありのままを分かりやすく書いていただいて、ハローライフのライターさんには本当に感謝しています。
求人記事を読んで、弊社の話を聞いてみたいと考えた方は是非とも連絡をお待ちしています。
ただし、まだまだ課題もあります。
ハローライフは大阪ではある程度の知名度がありますが、九州・福岡では全くと言っていいほど無いのです。
今後はこの求人記事をどうやって福岡の求職者の方に見てもらうかを考えている最中です。
色々な手段を尽くしても、採用は難しいなと思う今日この頃でした。
今回はここまでです。
次回は先月初めて福岡・大阪合同で行った社員研修のことを書きたいと思います。
今後とも弊社共々宜しくお願い致します。