電気設備設計事務所 (有)Lプランズ 竹熊です。
GW真っただ中ですね。
今年は10連休する方もたくさんいますが、皆様はいかがでしょうか。
さて、今回は「まずは行動する、やってみる」について書いてみたいと思います。
仕事をする際、計画して実際動かすことが基本となりますが、計画と実行の順番を入れ替えることによって見えるものがあるというお話です。
皆様は考えたけど結局やらなかったということはないでしょうか。
上司から仕事を頼まれて、どうやれば上手くできるのかよく分からないと考えこんでしまうことは無いでしょうか。
そうやって事態が進展せず時間だけが経過した場合、考えたのは事実だとしても状況は何も進んでいないので、仕事の成果としてはまったくのゼロとなります。
悲しい現実ですが、会社の仕事とは納品して会社に入金されて初めてそれが成果だと言えるものなのです。
特に新卒入社1年目の方などは社会人経験が1ヶ月くらいで、仕事を計画する材料はお世辞にも多く持っていません。
しかも毎日毎日同じ景色を眺めていては偶然何かが飛び込んでこない限り考える材料なんて増えないでしょう。
考える材料はもっていない上に一つのところに止まっているとやがて思考する気も起きなくなります。
できるだけそうはなりたくないですね^^;
そこで考えても行き詰まるなら実際やってみてはいかがでしょうか。
まず行動するとして経験したことが無い場合、いきなり100歩進めるなんて思わない方がよさそうです。
仮にその方法を知っている人がいるならば、その人は実際3~5000歩くらい同じ道を歩いて戻ってきてあなたと同じスタートラインに立っている人ではないでしょうか。
要するに100歩先に何があるのかを知っている人なのです。
やはりゼロからのスタートなのだから、最初は1歩1歩進んでいくのが地味ではありますが一番おススメです。
更にいつもは一日10歩までしか進めないけど、今日は11歩進んでみようという「少し上の目標」を設定して、それを地道にこなしていくのが理想です。
たとえその一歩が間違っていてもいいのです。
間違っていたことが分かったのだから、次は別の方向を向いて一歩進むことができます。
そうやって皆様の先輩たちは道を行ったり来たりして経験を積んでいるのです。
(先ほど書いた3000歩くらい歩いてきた人のことですね。)
まずは1歩踏み出してみてください、すると景色が変わります。
ここでいう「景色」とは目で見た景色(視覚)だけでなく空気の清々しさや風が強い弱い、暑い寒い、場所の高い低いなど嗅覚や触覚、聴覚などからも情報が得られることを言います。
視覚だけの情報で考えるのは材料が不足している。
あなたが行動することによって景色が変わり、他の感覚も使えるようになり、入ってくる情報も広がるということです。
更にあなたが行動したことでまわりの人も動いた場合、または関わる人がたくさんいる場所に移動した場合、あなたが感じる景色は考えていたものをはるかに凌駕するでしょう。
今はインターネットなどで何でも調べることができますが、その時に変わっているのは「画面」であり「景色」ではないのです。
そうやって行動して景色を変えたことであなたが得る情報量が増えます。
それが増えるということは考える材料が増えます。
そうすればアイデアが出やすくなり、あなたが求めている答えに近づくのです。
それは次の行動に移るためのヒントにもなるでしょう。
そうなんです、行動が行動を呼ぶのです。
→そして更に景色が変わる。
→さらにアイデアが生まれ、答えに近づく。
→そして次の行動へ移る・・・・
正に好循環ですね(笑)
まあ、世の中そんなに甘くないので、そんなにうまくいくことは稀でしょう。
ただし行動して景色を変えない限り考えていることが良いか悪いかの判断はできません。
考えても分からないことは「やってみる」以外に明確な答えは出ないのではないでしょうか。
そこで一つ大事なことがあります。
行動することで周りの人に迷惑をかけることは極力避けたいところです。
要するに行動する時は一人でお試しが理想だと思います。
そしてそれが良い感触だった時に初めてみんなで行動する。
一般的に大きなプロジェクトを進める場合、すごい数の小さなお試し(シミュレーション)をやります。
そうやって大失敗を回避するのだなと若い時に見ていて思いました。
どうでしょうか、考え過ぎて疲れるよりもまずは一歩踏み出してみましょう、きっと今まで感じたことがない景色に出会えると思います^^
会社もいきなりプロジェクトの中心を担うことを期待していません。
新入社員の頃はそういう行動することを期待されていると思いますよ^^
その変わった景色を楽しむように感じてくれたら幸いです。
今回は以上です。
次回は今月社員研修がありますので、そのことを書こうと思っています。
今後とも弊社共々何卒宜しくお願い致します。